作業現場のインターネット接続 - 飯田興業有限会社公式ブログ

今の時代、弊社のような小さな会社でもインターネットは、仕事に欠かすことのできないツールとなっています。

弊社の作業場所は作業の発注元の大手メーカーの工場敷地内にあり、光回線などの有線でインターネットを使用することができません。このため携帯キャリア（ドコモやａｕ等）のセルラー回線やケーブルテレビ会社等が提供する無線機器でインターネットを使用するしかありません。

ただ、作業をしている場所は瀬戸内海沿岸部の周南コンビナートの広大な敷地の中で、弊社の作業場所は一番海側に近い場所にあり、工場敷地よりも内陸北側にある携帯キャリアのアンテナは、海側の弊社の作業場所から一番遠くになるため、微弱になった電波を何とか受信して使用していました。

特に作業場所の海側にある詰所の建物の中にいると携帯電話もつながりにくいし、ネットも調子の悪い時にはメールすら簡単にダウンロードできない状態でした。

ずっと何とかならないかと対応策を探していたのですが、いろいろ調べてみるとドコモなどのキャリアは、屋外のギリギリ電波が届いている場所の電波を増幅して室内などに再送信するレピータという装置を貸し出していることがわかりました。

しかし、このレピータは設置のために調査が必要なことや、キャリアの回線の契約がある場合しか貸し出ししてもらえないので使いにくそうでした。

ただ、キャリア毎の装置があるならキャリア横断で使える機器もあるかもと思って探してみると、、、、ありました。アマゾン。

キャリア毎ではなく電波の周波数帯毎に対応できるブースターという機器がありました。

＝＝＝アマゾン　携帯電話信号増幅器電波ブースター携帯キャリアを増幅＝＝＝

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いくつか商品がありますが、対応できる周波数帯が多い物は価格も高くなります。

取り付けは、屋外アンテナを見通しの良い場所に固定して、本体と屋内アンテナにネジ式のケーブルで接続するだけで簡単でした。

肝心の電波状況は、ドコモはアンテナ５本、ａｕ・Ｒａｋｕｔｅｎも４本以上電波をとらえるようになりました。

ＲａｋｕｔｅｎのＳＩＭを使用しているＷｉｆｉも安定して接続できるようになって、ネットも今までよりは快適に使用できるようになりました。

現場作業のネット回線は困っている方は沢山いると思います。他に方法がなければ試してみる価値はあるかもしれません。